権蔵温泉
道央の温泉2トップへ

カルルス温泉 オロフレ荘


外観はなんの変哲もなし


源泉加水なしアチチな浴槽


お子様向きの中温湯浴槽
奧に見えるのは寝湯です。


こちらはもう一つの中温湯


フロント前ロビー
カルルス温泉郷は、登別温泉からオロフレ峠方向の山の中に向かう途中に位置しています。

狭い谷あいに何軒かの旅館・ホテルが建ち並び、昔から湯治場として人気の高い温泉地です。

・施設
鉄筋造の普通のホテルです。庶民的です。豪華さとはほとんど無縁。
日帰り入浴の受入れにも積極的で、大きな休憩広間が完備。
入浴料大人500円。子供200円。11時〜20時。(但し休憩所利用は午後4時まで。)
今日は日帰り入浴の客で賑わっていました。

・お風呂
大浴場は本当に広い。湯船4(あつ、ぬる)、寝湯1つ、露天風呂1
広々とした浴室なんですが、タイル張りで質素な感じ。いわゆるサナトリウムというか病院というか、そんなイメージ。さすが湯治宿。

・お湯
単純泉(石膏泉) 源泉温度48℃ 60m掘削自噴。毎分150L湧出。

ほんのわずかに白濁。基本的に無色透明無味。つるつる感なし。湯の華微量。肌触りやわらか。

塩素消毒なし。基本的に加水(夏期湯温が上がったときだけ天然水加水)なしで、かけ流し。

浴室内は湯気でもうもうです。というのも、ここは放射能泉だから。揮発性のラジウム成分を呼気から吸い込む仕組みですな。

塩分の少ない単純泉なのに猛烈に汗ばみます。浴後はすっきりっさわやか。

・感想
とっても質素なお宿。傷みも目立ちますが、ここは温泉の効能をいただくのがメインの宿ですね。まずは温泉ありきで、余計なものはいらないということかな。(H17.7.9日入浴)